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コンポーネント5:啓発活動とフォローアップ


本プロジェクトの成果を長期間持続するためには、関係者の関与・賛同が必要となります。加えて、長期的な環境管理を行うために国際的な支援を確保し、イラク国内機関によってパイロット施行以後のより進んだ事業ができるように、イラク国内での支援を確保するという、二つのニーズを満たすことが必要で、そのためには、湿原が直面する問題と現在までのプログラムに基づいたアプローチについて、人々の理解を深めることが必要です。そのため、本プロジェクトでは、ターゲットとする人々に適した視聴覚教材、報告書、パンフレットなど、幅広い媒体により、情報の開発、発信を行いました。また、公開イベントを開催し、イラク南部湿原の現状、その復旧・管理に向けた取組みに関する議論を行いました。本プロジェクトはメディアでも大きく取り上げられており、この問題に対する認識は世界レベルで高まっています。

また、本プロジェクトは、コミュニティを巻き込んだ形での湿原管理や環境に適正な技術(EST)の実施を進めるため、地元組織と協力しての情報の普及・浸透活動に努めました。こうしたコミュニティレベルでの取組みは、コンポーネント3に詳しい内容が掲載されています。


情報マテリアル

本プロジェクトにおいて、イラク南部湿原に関する5分間のビデオとプロジェクトに関するパンフレットが作成され、関係者に配布されました。本プロジェクトの第2フェーズでは、同湿原の詳細な状況がテレビカメラに記録され、2006年11月にはBBCの「アース・レポート」で放送されました。


公開シンポジウム(2005年8月24日、東京)

2005年8月、東京で国際公開シンポジウムが開催され、本プロジェクトの成果や進捗状況に関する報告が行われました。当日は、日本の環境大臣、イラクの政府高官、イランとフランスの在東京大使館ならびに米国国際開発庁およびイタリア環境省の代表などが参加しました。当日行われた記者会見を通じて同湿原に関する問題が全世界に配信されました。

また、本プロジェクトでは2005年の環境デーにイラクで行われた市民集会を支援し、イラク南部湿原の現状と状況改善に向けた取組みに関する報告イラクの一般市民に対して行われました。


「Back to Life(よみがえる自然)」

本プロジェクトでは、「Back to Life(よみがえる自然)」と題した広報誌をアラビア語、英語、日本語で2005年8月に刊行・配布し、UNEPがイラク南部湿原で行っているプロジェクトに関する情報の発信を一般に向けて行いました。2006年12月にはプロジェクトの第2フェーズ-Bまでの進捗状況を反映するために改訂版が発行されました。「Back to Life(よみがえる自然)」はプロジェクトのホームページよりダウンロードできます。